ロードバイクについて>テクニックを駆使してダウンヒルを駆け抜ける

下りで得た推進力を如何に殺さずに、走り抜けることができるか…

登りに比べて体は楽ですが、ロードバイクを操る テクニックに差が出やすい場所でもあるのがダウンヒルです。

○フォーム

すべての関節をリラックスさせ利き足のほうが前に来るようにペダルを水平にし、お尻を少し浮かします。

これは、ペダルに重心を持っていくことにより「車体を安定させるため」と「地面からの衝撃」を関節でやわらかく吸収するためです。

ちなみにハンドルの握りは、下ハンドルです。

○コーナー

コーナーでは視線を遠くに意識し安全を確認した後 ハンドル操作で曲がるのではなく、体の傾きによって曲がるようにします。

このときに最も重要なのがライン取りです。
テクニックに最も差が出る場所ですね。

外側から入って、内側を通過し、外側に抜けていく(アウト・イン・アウト)が 理想ラインです。

そして、その理想ラインに減速しながら(こまめなブレーキング)進入し、 加速しながら抜けていく(スローイン・ファーストアウト)を組み合わせることで、 スピーディーにコーナーを抜けていくことができます。

○注意点

下りはスピードが出やすいぶん、事故が起きると大事になります。
ライン取りを気にするあまり、砂利がある場合や地面が濡れている場合だと 転倒の引き金になりやすいので細心の注意を払って走りましょう。

また、登りが終わってからの下りだと 集中力が途切れがちになるので特に注意しましょう。

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