ロードバイクについて>チェレステカラーが美しい最古の自転車メーカー「BIANCHI(ビアンキ)」

最古の自転車メーカーで1885年、エドアルド・ビアンキが
２１歳のときにミラノで創業した

「BIANCHI(ビアンキ)」

現在では、ロードバイクを含めクロスバイク、ＭＴＢ、シクロクロスなど さまざまな種類の自転車を発売しています。

わりかし、初心者に好まれるメーカーでしょうか。
熱狂的な熟練ファンの方もいるようですが。

日本でも大人気ですよね。

ビアンキは、セーフティー型の自転車を販売して店舗を大きくしたり 空気入りの自転車を販売して工場を建てたり 第一次世界大戦時に軍用車両として自転車、オートバイを発売したり、と

その長い歴史にふさわしく、レース目的だけではなく 近代自転車の変遷に広くかかわってきました。 ちなみに、セーフティー型の自転車と言うのは 前後の車輪径が同じ自転車の形のことです。

皆さん一度は見たことがあると思いますが 以前は、前輪が異常にデカイ、オーディナリー型の自転車が一般的だったんです。

ビアンキといえば、その特徴的なのはその鮮やかな緑色ですが これは、「チェレステカラー」と呼ばれており、実は毎年微妙に色が違います。

この色はマルゲリータ王妃の瞳の色がモチーフなのだとか

ちなみに、チェレステとはイタリア語で「青空」という意味です。

○マルゲリータ王妃とチェレステカラー

自転車に乗りたい！という女王マルゲリータの願いを叶えるためにエドアルド・ビアンキは、 早速自転車を献上し、乗り方の指南をしました。 無事、女王は自転車に乗れるようになり、その時に、

「あなたの自転車は宝石のように素晴らしい」

というお褒めの言葉をいただいたのですが、同時に

「色が他の自転車と一緒の「黒色」は駄目。一目でビアンキって判る様にして欲しい」

という言葉も賜ったようです。
そこで、ビアンキは女王の瞳をヒントにしてチェレステカラーを生み出しました。

チェレステについては諸説あるようですが、こちらがもっとも有名な説では無いでしょうか。
まぁそれはともかくも、なんともイタリアらしいお洒落な話ですねぇ。