ロードバイクについて>高剛性と高振動吸収性、軽量と３拍子そろった究極の素材、カーボン

カーボンとは、正式名称は「炭素繊維強化プラスチック」と言い、炭素繊維を熱硬化プラスティックに浸し 熱処理することによって作られます。

ですから、「金属」ではありません。

剛性、衝撃吸収性、重量の面で非常に優れた素材であり、自転車にとって理想的な素材です。

そして、カーボンの最大の特徴はなんといっても、

「意図した方向性のフレームを製作できる」

という点です。

例えば、剛性を重視しエネルギーのロスを極限まで低くする方向性に加工したり
衝撃吸収性を前面に押し出してロングランを快適に走れる方向性にしたり

または、その中間の方向性にしてみたり、と非常に応用力のある素材なのです。
ですから、非常に高価でもあります。

ただ、それだけ繊維の方向や種類など緻密な設計を要求されるということでもあるので メーカーの技術によって性能が大きく左右されます。

だから、一口にカーボンのフレームといっても品質はピンキリです。

○現在では、前者の剛性を重視したタイプの「レーシングタイプ」
○後者の振動吸収性を重視いたタイプの「コンフォートモデル」

と二分され、それぞれが日々発展を続けています。
自転車競技においてカーボンは一強状態です。


特徴をまとめます

○非常に軽量
○衝撃吸収性に優れその調整も可能
○剛性に優れその調整も可能
○高価

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